日本音楽財団は、1974年3月、日本国内の音楽文化の振興と普及に寄与することを目的として設立され、創立20年を迎えた1994年からは、西洋クラシック音楽を通じた国際貢献のため、弦楽器名器の貸与事業を実施しています。2012年4月には財団法人から公益財団法人となり、楽器貸与事業を通した音楽文化の振興・普及を公益目的事業としてかかげ、事業を推進しています。
日本音楽財団は現在、アントニオ・ストラディヴァリとバルトロメオ・ジュゼッペ・グァルネリによって製作された世界最高クラスの弦楽器を21挺(ストラディヴァリウス製ヴァイオリン15挺、チェロ3挺、ヴィオラ1挺、グァルネリ・デル・ジェス製ヴァイオリン2挺)を保有し、国籍を問わず国際的に活躍する演奏家や若手有望演奏家に無償で貸与しています。また、これら世界の文化遺産ともいわれる名器の保守・保全に関しては、次世代に継承するための管理者としての大きな責務を負っていることを自覚し、最大の努力を払っています。
日本音楽財団は、楽器貸与者による演奏会を日本国内外で開催し、名器の音色に触れる機会を提供しています。特に、10挺以上のストラディヴァリウスとその貸与者が一堂に会する「ストラディヴァリウス・コンサート」は、世界的にも稀な演奏会として話題になっており、チケットの売上金の全ては、原則として音楽振興や福祉のために使われています。
音楽文化の振興・普及のための助成事業においては、日本のみならず海外の音楽諸団体が実施する事業も支援し、当財団の演奏会事業を推進していくためのパートナーの育成に取り組んでいます。助成先は、外部有識者で構成される事業運営委員会の審議を経て決定されます。
これら日本音楽財団の事業は、日本財団の全面的な支援により実施されています。
理 事 | 海老澤 敏 | 尚美学園大学大学院名誉教授 |
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門野 泉 | 清泉女子大学名誉教授 (公財)東京財団政策研究所理事長 | |
斉藤 邦彦 | 元駐アメリカ合衆国特命全権大使 | |
竹内 千春 | のぞみ総合法律事務所弁護士 | |
福井 俊彦 | (一財)キヤノングローバル戦略研究所理事長 |
監 事 | 垣見 隆 | 弁護士 |
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相川 直樹 | 慶應義塾大学名誉教授 | |
荒蒔康一郎 | 元キリンホールディングス(株)会長 | |
尾形 武寿 | (公財)日本財団理事長 | |
木全 ミツ | 認定NPO法人JKSK女性の活力を社会の活力に 会長 | |
清原 武彦 | 産経新聞社相談役 | |
児玉 幸治 | (一財)機械システム振興協会会長 | |
須磨 久善 | 心臓外科医 | |
畠山 向子 | (公財)畠山記念館館長 | |
藤井 宏昭 | 国際交流基金顧問 森アーツセンター理事長 |
当財団は、個人情報保護の重要性に鑑み、個人情報の保護に関する法律その他の関連法令・ガイドライン等を遵守して個人情報を適正に取り扱うとともに、安全管理について適切な措置を講じます。また、個人情報の取り扱いが適正に行なわれるように職員への教育、指導を徹底するとともに、個人情報の取り扱いに関する苦情・相談に迅速に対応し、当財団の個人情報及び安全管理が最適なものであるように、適宜見直し改善します。
〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル5階
TEL 03-6229-5566 FAX 03-6229-5570
銀座線「虎ノ門駅」3番出口より徒歩5分
外堀通りを赤坂見附方面へ直進、歩道橋を過ぎると前方に日本財団ビルが見えます。
銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩5分
外堀通りを虎ノ門方面へ直進、【特許庁前】交差点右手の1階がカフェの8階建てのビルです。
丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」3番出口より徒歩6分
総理官邸前の交差点を左折、内閣府下の交差点を越え、外堀通りを渡った正面の8階建てのビルです。
(東京メトロ丸ノ内線に乗換え)→ 国会議事堂前
京浜急行:(都営地下鉄 浅草線に直通)→新橋→(東京メトロ銀座線)→虎ノ門
東京モノレール:(浜松町でJRに乗換え)→新橋→(東京メトロ銀座線)→虎ノ門