ヴェロニカ・エーベルレ
VERONIKA EBERLE
- ストラディヴァリウス 1700年製ヴァイオリン 「ドラゴネッティ」
1988年ドイツ南部のドナウヴェルトに生まれる。6歳からヴァイオリンを始め、リヒャルト・シュトラウス市立音楽院を経て2001年からミュンヘン音楽大学にてアナ・チュマチェンコに師事。2003年、マインツ(ドイツ)のイフラ・ニーマン国際コンクールにて優勝。16歳でサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲で共演し、世界の注目を浴びた。これまでに、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、プラハ交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンジェルス・フィルハーモニック、モントリオール交響楽団、NHK 交響楽団等一流オーケストラと共演。
また、定期的に、ケント・ナガノ、サイモン・ラトル、ダニエル・ハーディング、ヤニック・ネゼ=セガン、アラン・ギルバート等著名な指揮者と共演している。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭とメックレンブルク・フォアポメルン音楽祭にて、一般聴衆から選ばれる特別賞を受賞。室内楽奏者としても活躍の場を広げており、ルツェルン音楽祭やザルツブルク音楽祭にも出演した。シャイ・ウォズナーやルノー・カプソン、アントワン・タメスティ等一流の演奏家と共演を重ねるほか、2015年には、ザルツブルクの「モーツァルト週間」で内田光子と共演。2008年から2011年までロンドンのボルレッティ=ブイトーニ財団から支援を受け、さらには英国BBC Radio 3の権威ある新進音楽家育成プログラムのアーティストにも選ばれている。