事業紹介

楽器貸与事業について

日本音楽財団は、クラシック音楽を通じた国際貢献として、1994年に楽器貸与事業を開始し、保有するアントニオ・ストラディヴァリやグァルネリ・デル・ジェスによって製作された世界最高峰の弦楽器21挺を国籍を問わず若手有望演奏家や一流の演奏家に無償で貸与しています。

  • 保有楽器一覧
  • 楽器貸与者一覧

2019年6月開催予定 第25回 楽器貸与委員会への申請について (貸与区分 A と B)

貸与区分A

申請要件
2019年9月1日時点で35歳以下の方
(クァルテットは、4名の平均が40歳以下)
貸与期間
決定通知にてお知らせします(満7年以内)
申請期間
2019年3月1日~2019年3月31日
提出物
下記「楽器貸与の申請」をご覧ください
結果通知
楽器貸与委員会開催後約1か月

貸与区分B

申請要件
日本を拠点に演奏活動し、
2019年9月1日時点で35歳以下の方
(クァルテットは、4名の平均が40歳以下)
貸与期間
決定通知にてお知らせします(満3年以内)
申請期間
2019年3月1日~2019年3月31日
提出物
下記「楽器貸与の申請」をご覧ください
結果通知
楽器貸与委員会開催後約1か月

下記の貸与区分Cの申請についてはお問い合わせください

貸与区分C

申請要件
具体的な演奏活動の目的がある方
(例:特別演奏会、デビュー公演、周年記念公演、
レコーディング、コンクール等)
貸与期間
決定通知にてお知らせします(満1年以内)
申請期間
貸与希望開始日の1年前から2か月前まで
提出物
下記「楽器貸与の申請」をご覧ください
結果通知
貸与開始希望日の約1か月前までに通知します

エリザベート王妃国際音楽コンクール

日本音楽財団では、1997 年よりベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクール(ブリュッセル)のヴァイオリン部門優勝者に、副賞として次回コンクール開催まで保有楽器ストラディヴァリウス1708年製ヴァイオリン「ハギンス」を貸与しています。


※区分Aと区分Bは同時申請可能。
※区分Cで貸与を受けていた者が区分Cへ再申請を行う場合、貸与終了日から満2年以降可能とする。

 

楽器貸与の申請

貸与の申請を希望される方は、下記の書類等を日本音楽財団までお送りください。
なお、提出いただいた書類等の返却はいたしませんので予めご了承ください。

1.
貸与申請書 WordPDF/ 未成年者用申請書 WordPDF (英語)
2.
音楽財団宛推薦状2通 (英語)
3.
経歴書 (英語)
4.
過去1年及び今後1年の演奏会活動スケジュール (英語)
5.
演奏レパートリー(英語)
6.
写真
7.
記事・批評 等
8.
実技動画(詳しくは貸与申請書をご覧ください)
送付先
日本音楽財団 楽器貸与事業 宛
〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル5階
TEL 03-6229-5566  Email t.uchiyama.mcw@gmail.com

審査 (楽器貸与委員会)

当財団の楽器の貸与先の選考は、楽器貸与委員会が行います。
委員会は、欧・米・アジアの代表により構成されています。

委 員

海老澤 敏
尚美学園大学大学院名誉教授
アイダ・カヴァフィアン
ヴァイオリニスト、ジュリアード音楽院教授、カーティス音楽院教授
キム・カシュカシャン
ヴィオリスト、ニューイングランド音楽院教授
ジョナサン・ノット
指揮者
原田 幸一郎
ヴァイオリニスト、桐朋学園大学教授、東京音楽大学特任教授
  
藤原 真理
チェリスト
  
カーティス・プライス
英国王立音楽院副理事長
イヴァン・デ・ラオノア
ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクール副理事長

結果通知

申請の結果は文書をもってお知らせします。

留意事項

楽器が貸与されることが決まった方は、日本音楽財団と貸与契約書を締結していただきます。貸与契約に含まれる主な義務としては、当財団の指示に基づいて楽器を取り扱うこと、当財団と常に連絡が取れるようにすること、楽器の年間使用状況の報告、3ヶ月に1回当財団指定の楽器商においてコンディション・チェックを受けること、また、日本音楽財団が開催する演奏会に無償で出演することなどがあります。海外居住者は、貸与された楽器のATAカルネの期限に基づき日本へ貸与楽器を再輸入しなければなりません。

契約書 PDF
ガイドライン PDF
ATAカルネ覚書 PDF

ATAカルネ
日本音楽財団は、国際的に活躍している演奏家が自由に各国を行き来できるようATAカルネを発給しています。ATAカルネは、ATA条約(物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約)に基づき、職業用具、商品見本、展示会への出品物などの物品を外国へ一時的に持ち込む場合、外国の税関で免税扱いの一時輸入通関が手軽にできる通関手続きです。

ご意見またはお問い合わせ

Contact ご意見・お問い合わせ

日本音楽財団のウェブサイトをご利用いただきありがとうございます。
ご意見・お問い合わせはメール、FAXまたは電話で受付けております。

9:00〜17:00(平日のみ) TEL 03-6229-5566 / FAX 03-6229-5570

page top